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2006年 07月 24日

消えるお店

 私の住んでいる京成小岩には、「駅前商店街」と「千代田通り商店街」があります。最近、店主の高齢化と売り上げ不振でお店を閉めるところが出てきて、一部シャッター通り化してきました。
 閉店予定のお店は、「ふとん屋さん」、「CDショップ」です。既に閉店したお店は「文房具屋さん」です。「ふとん屋さん」と「CDショップ」は閉店セールをしています。悲しいけれど、閉店セールでもほしいものはありません。
 「CDショップ」は時代の流れで、今、音楽はダウンロードの時代になりました。あえてお店で買う時代ではなくなりました。
 「ふとん屋さん」も今では家具の量販店で買うようになりました。今でも生き残っている「ふとん屋さん」は「疲れをとる」「健康」をテーマに販売しているところだけです。
 街の「文房具屋さん」も消えていきそうです。
 一方、「築地 野口屋」という豆腐屋さんがリヤカーを引いて売りに来ています。これは元気で頑張っています。普通の豆腐より値段が高く、おいしいのが売りです。
 閉店するお店の共通項は、「買いたいものがない」「ほしいものがない」ということです。だからお客様が徐々に去っていき、事業を続けられなくなるのです。
 「商い」の原点はお客様の「ほしいもの」を売ることです。そのためには、常に「お客様」の動向を知らなければいけません。もっと大きく言えば、「時代の流れ」を読む。常に勉強していかなければ、生きていけないことを現場が教えてくれました。

by igarashi-daruma | 2006-07-24 17:59 | 中小・零細企業


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